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父ちゃん母ちゃんへの手紙 〜表紙撮影秘話 1〜
取材などで撮らせていただいた方々がその写真を気に入ってくれて
その方の新刊の表紙に使っていただけることは多々あるのだが、
著書発刊のための撮り下ろし撮影依頼はほとんど無かったと記憶している。
そんなありがたいお話をいただいたのが、昨年の10月初め。
総合法令出版さんの大島さんからお電話をいただいた。
「石渡社長からのご推薦なのですが菅野さんに表紙撮影のお願いをできませんでしょうか?」
「えっ!?ぼっ、僕でよろしいんですか?」正直な感想。嬉しさ半分戸惑い半分(笑)
と、言いながら。。。。直ぐにも「やったね♪やります!やります!」と
いつものお調子者よろしく打ち合わせの日程をそそくさと決めてしまった。
実は、著者である石渡社長にはその以前に日経ビジネスの撮影取材でお会いしていた。
赤坂生まれの赤坂育ち、ホッピービバレッジの3代目女性社長。
経営者の方々は星の数ほど撮らせていただいているが、
女性社長さんというのは正直あまりない。
経営者の方々のご苦労というのは、僕などには到底想像も付かない。
そのご苦労の中でありながら死にものぐるいで毎日を過ごしておられる。
そんな経営者の方々が発せられる雰囲気
(僕なりには勝手に”オーラ”なんて言っているけど)を感じるのが大好きだ。
まだまだ男社会であるこの国の中で女性という立場でありながら、
それらに真っ向から相対していらっしゃる方ってどんな方だろう?
おのずとテンションがあがる。
お会いする前にネットから出来る限りの石渡美奈社長を探って見る限り、
「元気」「快活」そして「キュート」こんな言葉達がどんどん僕の印象としてインプットされる。
既にお会いする前から惚れ込んでいる(笑)
自分の中で、良い写真を撮るには「被写体に惚れ込むことだ」というのはいつも決めている。
少し脱線するが、長くこういう仕事をしていると、
写真を始めた人や、写真好きな人から良く聞かれるのが
「どうしたら良い写真が撮れるのですか?」
「良い」という意味合いには、「可愛い」「素敵」「カッコイイ」など
それぞれ分けられるのであろうが、総合すると自分なりに満足いく写真ってこと、、、みたい。
もちろんある程度の技術は必要だけど方法的には、
その被写体を可愛いと思うことであり、素敵だと感じることであり
カッコイイとその気になりその被写体に惚れ込むことが一番早い。
可愛く見せるには?なんて考えるより、自分があ〜こういうとこ可愛いなと思うところを
パチリとやれば良いと思ってる。
今回の被写体の方は既に逢う前からそんな気にさせてくれるほどの方だった。
正直上手く行かないはずが無いと思いながら当日撮影現場に向かったことを覚えてる。
つづく。。。
菅野勝男


