「ポートレートの意味_Vol.1」ポートレートのススメ

※この写真は、先日の撮影会で参加してくれたお客さんが撮ってくれたものです。

まずもってカメラマンがかなり楽しんでる様が伺えます(笑)

 

かつて写真は自分を証明するものの一つでしかなかったような気がします。

 

でも、今はそういう使われ方よりも違う価値として変化してきていると思うのです。コミュニケーションの始まり、その入り口に使われるべきものとしての価値です。出逢える機会、知り合いになれる場が多くなればなるほど人のコミュニケーションは増えそして仲良くなれることでその人生も深く楽しくもなります。またその中から仕事に発展することも多々あることでしょう。

 

パソコンの発達によりそのコミュニケーションの始まりは、ネットからということも数多くなって来ました。 TwitterやFACEBOOKなどのSNSまたブログや企業サイトに使われるなどがそれです。

 

人とコミュニケーションを図る上でまずは「自己紹介」という場面が増えてきたここ最近の中で、最大限に活用出来るのがポートレートであることが周知のごとくでありながらイラストや違う画像が貼り付けられているのを見ると少々残念な気がします。

 

もちろん、何かしら意図があったり理由があるのでしょうからそれを否定するつもりは毛頭ありませんが、その場をどれほど有効活用できるかによってコミュニケーションの幅も広がりを見せてくれるのではないかなと考えるからです。

 

人の印象は、まず顔から入ります。これはどうしようもない事実。しかし、良い悪いという判断は見た目の綺麗さやカッコ良さでは無いことも既に知れ渡ってきています。

 

人が写真を見るときどんな見方をするのでしょうか?それは、どこか優しそうであったり、頼りがいがありそうだったり、親切そうであったりとかという、実はその人の人間性また、ひととなりをその写真から見ようとします。年齢が重なれば重なるほどその思いは強くなるでしょう。

 

印象はすべてその人の人間性から出る表情であり、しぐさであり笑顔から感じるものです。着飾らない素の表情、そしてその人らしい自然な笑顔。それは、他人様だけでなく実は自分も気に入れる写真じゃないでしょうか?

 

LiVE ONEプロデュース「ポートレート撮影会」はそんな写真を撮れるイベントとして回を重ねてきたのです。

 

2012/04/11