思えばFACEBOOK上での友人のウォール投稿がきっかけでした。
愛読されている雑誌の新聞広告15段が掲載されていると写真付きの投稿。正直言って大変申し訳なかったのですがそれまでは、その雑誌の存在すら知らずにおりました。
しかし、何かに引っかかる時というものはあるものです。何の気なしに見たその投稿が新たな仕事への門を叩かせるきっかけになるものです。その数分後僕は、その出版社のアドレスを探し出してメール書いておりました。
考えたらこんな営業したことない。もちろんダメもとです。けれど、これがダメでもまだまだ次の手を考えてる自分にちょっと笑ってしまってました。どうも今回は相当熱が入っていたらしい(笑)
でも数時間後です。打ち合わせが終わってコーヒー飲んでる時に驚きの電話がなりました。まさか電話をいただけるとも思っていなかったし、しかもこんなに早く反応していただけるなどとも想像だにしませんでしたから。
「あなたのサイトを拝見しました。是非一度お会いしたい」とのこと。久しぶりに興奮しながらお礼を申し上げていた自分がそこに居ました。考えればなんの縁もゆかりもないところから些細な一つのきっかけだけで「御縁」というものが生まれる。これは、僕みたいな商売してる者にとってはこれ以上にないありがたきことです。
早速そのウォールを投稿してくれた人にかくかくしかじかであなたのウォールのお陰でこんな素敵な御縁をいただきましたよ。と、お話するとそれだけでとても喜んでくれました。
大阪から戻ってきた今日。いよいよ撮影依頼のご連絡をいただきました。実は、仲良くしている写真関係の友には「たぶんこの編集部さんから仕事いただけるはず!」などと偉そうに公言してしまったところもありその公言を果たすためにも何よりこのご依頼を心待ちにしていた自分が居たりもしました。早々にもお返事させていただき今からその日が来るのを待ち遠しく思っています。
人にはそれぞれタイミングというものが常々あると思うのです。こうなりたい、こうしたい、この人に会いたい、ここに行きたい。そしてこんな仕事をしたい、こういう場所で仕事をしてみたい。。。。など。
僕にもそれは限りなくあります。けれど思ったその時にどれだけ満足に成し遂げられたかと言うとこれは実に少ない。それでもね、たとえその時ダメであっても僕は「タイミングが悪かった」と思うようにしています。その思いが、夢が、叶えられなかったということでは決して無くその思いや夢はいまだ継続されているのだと。
何故なら、今までの中でだいたいその思いを持ち続けていて成し遂げられなかったことはほとんど無いのです。中学校時代から下敷きに隠し持っていた早見優さんに会って撮影したいと思ったり(笑)あの沖縄出身のSPEEDのライブ撮ってみたいと思ったり(笑)(古っ(>_<))京セラの稲盛会長の写真を撮らせて貰いたいと思ったり、セコムの飯田会長にお会いしたいと思ったり。。。それらは、思い続けて思い続けて実現したことばかりです。
「時はいつになるか分からない」けれど思い続けることなのでしょうね。
ひたすらに思い続けることそしてその準備をし続けることなのでしょうね。
いずれ、今回のお仕事の写真をアップ出来る日が来るでしょう。楽しみにしていてください。
2012/03/24